アブタカダブラとは
はじめに
「アブタカダブラ」は、北海道の虻田(あぶた)郡とその周辺地域のイベント情報を届ける情報サイトです。虻田郡の6町2村(洞爺湖町、豊浦町、真狩村、ニセコ町、倶知安町、京極町、喜茂別町、留寿都村)と、周辺の伊達市、壮瞥町、蘭越町、寿都町、島牧村、黒松内町、長万部町を含む計15市町村のイベント情報を発信しています。
サイトが目指すもの
「知っていればもっと早く出発したのに」「先週訪ねればよかった」――
現地で道の駅や温泉施設にある掲示板を見て、魅力的なイベントを見逃してしまった経験はありませんか?
そんな機会損失をなくしたい。事前にイベント情報を確認できる場を提供することで、「出かけてみようか」という新たな行動のきっかけを作りたい。そんな思いから「アブタカダブラ」は生まれました。
3つの想い
1. 地域のつながりを強化
洞爺湖と有珠山を擁する一大観光地の洞爺湖町、ウインタースポーツで国際的に知られるニセコ町、雪が少なく1年を通じて温暖な気候で住みやすい伊達市など、この地域は胆振、後志、渡島という複数の振興局にまたがっていながら、人々の往来は思っている以上に活発です。
南後志や渡島北部の救急患者が高度急性期病院のある室蘭市へ搬送される事例が少なからずあるなど医療面でも結びつきがあり、生活圏としての一体性も高まっています。観光、商業、医療など、さまざまな形で地域は密接につながっています。
2. 情報の一元化と共有
地域ごとに分散しているイベント情報を一つにまとめることで、地域に住む人や観光で訪れる人が、より手軽に情報を入手できるようになります。事前の計画を立てやすく、新たな発見のきっかけとなることを目指しています。
3. 地域の歴史と文化の発信
虻田郡域は江戸時代、松前藩の統治下にありました。明治時代に入ると、1869年(明治2年)の国郡里制施行により「虻田郡」が正式に設置されました。その後、幾多の行政区画の再編を経て、現在の6町2村となっています。
時代とともに行政区画は変遷し、郡名を冠した虻田町も洞爺湖町となり、今では「虻田郡」という名称はあまり意識されなくなりました。住所を書くときに思い出す程度で、実際には郡を書かなくても郵便物は届きます。
しかし、この地域の歴史的・文化的なつながりは、今も確かに息づいています。この地域の結びつきや共通の文化を再認識し、未来への発展につなげていきたいと考えています。
サイト名の由来
「アブタカダブラ」は、地域名「虻田」と魔法の呪文「アブラカダブラ」を掛け合わせた造語です。魔法のような驚きと感動をお届けしたい―そんな思いを込めました。
運営について
本サイトは、伊達市に住む「はなふさ ふみ」が企画・制作・運営を行っています。地域の魅力を伝えるため、全ての作業を自身のリソースで取り組んでいます。
「アブタカダブラ」を出発点に、さまざまなイベント・催しを通じて、この地域をそれぞれの視点で楽しんでほしい。新たな発見や感動、そして素敵な出会いが生まれることを願っています。
自分たちが住む地域は好きですか
地域とともにありますか
心に地域はありますか
木の葉はほぼ散り終え薄氷も張りはじめた、しばらくは秋と冬が行きつ戻りつを重ねる立冬の日に
2024年11月7日
はなふさ ふみ